日本エンドオブライフケア学会 EOLケアを支える専門職の実践・教育・研究委員会では、第6回非がん疾患のエンドオブライフケアセミナーを2022年7月10日(日)にWEB開催いたします。

 この数年、我が国においても非がん疾患のエンドオブライフケア・緩和ケアが注目され、研究が推進されるようになってきました。本セミナーでは、この1・2年「非がん性呼吸器疾患の緩和ケア指針2021(日本呼吸器学会・日本呼吸ケア・リハビリテーション学会)」、「在宅における末期認知症の肺炎の診療と緩和ケアの指針(AMED)」など、その年の研究のトピックスを取り上げてきました。

 今回のWEBセミナーでは、まもなく発表されるCKM(Conservative Kidney Management)ガイド(AMED:日本腎臓病学会)の作成に関わられた丹波嘉一郎先生に「腎不全の末期の苦痛を緩和する CKMガイドについて」として、末期腎不全の苦痛の緩和についてお話しいただきます。

 加えて、非がん疾患のエンドオブライフケア・緩和ケアの重要課題である食支援と呼吸困難を取り上げ、梶井文子先生から「人生最期の食を支援するエンドオブライフケアにおける栄養ケア・マネジメントと食支援」、平原佐斗司先生から「非がん疾患の呼吸困難の緩和ケア~疾患横断的に考える~」のご講演を予定しております。

 さらに、緩和ケア技術だけではなく、荻野美恵子先生に「エンドオブライフケアの臨床倫理」について、長江弘子先生に「日本型アドバンスケアプランニングについて」など、アドバンスケアプランニングや臨床倫理のトピックスについてもご講演いただく予定です。

 今回のセミナーも、明日からの皆様の非がん疾患のエンドオブライフケアの実践のお役に立てるものと考えております。
 皆様のご参加をお待ちしております。

日本エンドオブライフケア学会 EOLケアを支える専門職の実践・教育・研究委員会

セミナー開催内容

Webにて開催(Zoomを使用します)

【開催日時】
2022年7月10日(日) 10:00~16:00
(9:30ミーティングルーム開放)

【講演内容】

腎不全の末期の苦痛を緩和する CKMガイドについて
 丹波嘉一郎
人生最期の食を支援するEOLケアにおける栄養ケア・マネジメントと食支援
 梶井 文子
日本型ACPについて
 長江弘子
非がん疾患の呼吸困難の緩和ケア  ~疾患横断的に考える~
 平原佐斗司
エンドオブライフケアの臨床倫理
 荻野美恵子
【定員】
500名 *定員になり次第受付終了予定
【参加費】
学会員 3,000円、非学会員 5,000円
【申し込み方法】
Peatix 使用

第6回非がん疾患のエンドオブライフケアセミナー申し込み

【注意事項】
  • Zoomが利用できるPCかスマホをご準備頂き、Internetの接続環境の整った環境で受講してください。
  • 事前に参加URL・講義資料PDFをお送りいたしますので、各自ご準備ください。

【お問い合わせ・事務局】
東京ふれあい医療生活協同組合 梶原診療所 研修・研究センター
メール:training_center[at]fureaico-op.com([at]を @ に変えて下さい)
電話: 03-3911-5171 (代)

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第6回非がん疾患のエンドオブライフケアセミナー ポスター